著名人を悪用した偽投資広告に注意|大谷翔平・三木谷浩史・孫正義らのなりすまし手口と返金の可能性

著名人を悪用した偽投資広告とYouTube・SNSからLINEへの投資勧誘に関する注意喚起

「YouTubeで大谷翔平さんの投資広告が出てきた」
「Yahoo!の記事を読んでいたら、有名人の投資広告が表示された」
「報道ステーションや徹子の部屋のような動画・ニュース記事から、投資サイトへの登録を勧められた」

このような広告を見て、「本当に本人が勧めているの?」「投資詐欺ではないか?」と不安になっていませんか。

著名人の名前・写真・動画を無断で使用したり、新聞社やテレビ番組の報道を装ったりして、株式・FX・暗号資産(仮想通貨)などの投資へ誘導する手口が確認されています。

警察庁によると、2026年1〜7月のSNS型投資詐欺は6,566件、被害額は881.2億円でした。

アルクの杜でも、著名人を使った広告やニュース記事を思わせるページの情報を確認しており、広告から投資サイトへの登録や電話勧誘につながるケースに注意を呼びかけています。

特に注意したいのは、広告の後にLINEへ誘導され、「先生」「アシスタント」「投資担当者」などを名乗る人物から入金を勧められる流れです。

すでに登録してしまった方や、銀行振込・暗号資産で送金した方も、追加の支払いを急がず、現在の状況を整理することが大切です。

著名人の偽投資広告・出金トラブルに関する無料相談の案内
目次

著名人の投資広告が怪しい・出金できない方へ|LINEで無料相談

アルクの杜では、著名人を使用した投資広告や、そこから案内された投資サイトについて無料相談を受け付けています。

「広告に出ていた人物が本物か分からない」
「LINEで投資を勧められている」
「投資サイトに入金したが出金できない」
「税金や保証金などの追加費用を請求されている」

こうした場合に、広告やサイトのURL、LINEのやり取り、送金状況などを確認し、今後どのような対応が考えられるかを一緒に整理します。

LINE追加後は「投資広告について相談したい」「出金できない」など、分かる範囲でお送りください。

大谷翔平さん・三木谷浩史さん・黒柳徹子さんなどの偽投資広告は本物?

著名人の名前や写真が使われた偽の投資広告について、本人・企業による注意喚起や報道機関による検証が確認されています。

ただし、著名人本人が投資サービスを推薦しているという意味ではありません。

大谷翔平さん|NHK風の偽ニュースから投資サイトへ誘導

2026年10月、日本ファクトチェックセンターは、大谷翔平選手に関する架空の出来事をNHKの記事のように見せ、投資サービスへ誘導する偽サイトを検証しました。

ページにはNHKのロゴが使用されていましたが、実際のURLは公式サイトとは異なっていました。

著名なスポーツ選手の写真や報道機関のロゴがあっても、投資サービスが安全である証拠にはなりません。

Xでも大谷翔平さんの名前を使ったニュース風の投稿を確認

2026年10月1日に保存されたX投稿のウェブ魚拓には、大谷翔平さんに大きな出来事が起きたかのように伝え、外部サイトへ誘導する投稿が残されています。

リンク先として表示されているのは nikkeytimes.22web.org というドメインです。

このドメインは日本経済新聞の公式サイトとは異なります。

ただし、この投稿から実際に投資サイトへ誘導されたかどうかや、有料広告として配信されていたかどうかまでは確認できていません。

著名人の名前とニュース風の文章が組み合わされていても、リンク先が正規の報道機関とは限らないため、URLの確認が重要です。

大谷翔平さんの名前を使用したニュース風のX投稿を保存したウェブ魚拓の参考画像
大谷翔平さんに関するニュース風のX投稿と外部サイトへの誘導を示す参考画像
大谷翔平さんの名前を使ったX投稿のウェブ魚拓に関する参考画像

画像出典:ウェブ魚拓|2026年10月1日に保存されたX投稿

三木谷浩史さん|楽天の名前を使用した暗号資産の偽広告

楽天グループの三木谷浩史さんは2022年、自身の写真を使用し、楽天が暗号資産関連サービスを開始したかのように見せる偽情報について注意を呼びかけています。

INTERNET Watchでは、広告から朝日新聞デジタルを模したページへ誘導され、投資を勧められる事例も紹介されています。

企業名や新聞社のロゴが表示されていても、正規の案内とは限りません。

黒柳徹子さん・タモリさん|偽広告をきっかけに約1,500万円の被害

2025年3月、富山市の70代男性が、黒柳徹子さんやタモリさんの画像を使用した偽広告をきっかけに、約1,500万円の投資詐欺被害に遭ったと報じられました。

男性は広告から氏名と連絡先を入力。
その後、投資会社の社員を名乗る人物から電話を受け、暗号資産を送金しました。

出金しようとした際に、さらに送金を求められたことから被害に気付いたとのことです。

日本ファクトチェックセンターも、タモリさんが日本銀行に提訴されたかのように見せるYahoo!ニュース風の偽記事を検証しています。

黒柳徹子さん・タモリさんの名前を悪用した投資広告に関する参考資料

孫正義さん|ソフトバンクグループが公式に否定

ソフトバンクグループは、孫正義さんのインタビューを装った偽の投資勧誘記事について公式に注意喚起しています。

2025年11月にも、孫さんや同社グループをかたる投資勧誘は、本人および同社グループと無関係であると公表しました。

堀江貴文さん|本人が偽投資広告への注意を呼びかけ

堀江貴文さんも、自身の名前や写真を利用した投資関連の詐欺広告について、2023年7月に本人の公式YouTubeチャンネルで注意を呼びかけています。

本人の写真が掲載されていても、実際にその投資を推薦しているとは判断できません。

FxVergeに関連する投資勧誘の参考画像

植田和男日銀総裁|日本銀行の関与を装う投資勧誘に注意

植田和男日銀総裁など、日本銀行の役職員の名前や画像が登場する投資広告にも注意が必要です。

日本銀行は2025年8月、役員の関与を装った偽サイトによる不審な投資勧誘について、同行とは一切関係がないと公式に注意喚起しました。

ただし、これは日本銀行の役員を装う事案全般への注意喚起であり、植田総裁が登場する個別の広告すべてについて公表したものではありません。

「報道ステーション」「徹子の部屋」の投資ニュースにも注意

偽の投資広告では、テレビ番組や新聞記事を装う手口も確認されています。

「生放送で投資の秘密を暴露した」
「著名人が日本銀行に訴えられた」
「放送後に録画が削除された」

といった見出しを使い、スクープ記事のように見せる場合があります。

アルクの杜で確認した画面にも、大手ニュースサイトを思わせるロゴや記事構成、著名人の写真などが配置されていました。

しかし、表示されているテレビ局・新聞社の名称と、実際に開いているページのURLが異なるケースがあります。

テレビ朝日は「報道ステーション」の放送内容を装った偽の投資勧誘記事について、番組出演者が利益を得たことを紹介したり、投資を勧めたりする内容は放送していないと公表しています。

また、「徹子の部屋」についても、番組の放送内容を装った偽の投資勧誘記事への注意喚起を行っています。

「テレビ番組で紹介された」と書かれていても、必ず放送局の公式サイトから確認してください。

AXWELに関連する投資広告の参考画像

YouTube・Yahoo!の広告からLINEへ誘導される手口

「YouTubeに出てきた広告だから安全なのでは?」
「Yahoo!ニュースを読んでいたら表示されたから、本物だと思った」

こうした理由で広告を信用してしまう場合があります。

しかし、広告が大手サービス上に表示されることと、リンク先の投資サービスが安全であることは別です。

また、Yahoo!ニュース内に表示される広告と、Yahoo!ニュースを装った偽サイトも区別する必要があります。

警察庁が紹介するSNS型投資詐欺では、広告などからLINEへ誘導され、「先生」「投資家」「アシスタント」を名乗る人物が投資を勧めます。

グループ内で「今日も利益が出た」「先生のおかげで儲かった」という投稿が続いても、実際に一般の投資家が書いているかは確認できません。

さらに最近は、著名人の顔や声をAIで加工したディープフェイク動画も問題になっています。

2026年8月には、関係する7府省庁がGoogle、LINEヤフー、Meta、TikTok、Xに対し、なりすまし詐欺広告への対策強化を合同で要請しました。

最初に出金できても、その後の高額投資には注意

「最初は本当に出金できたので信用した」というケースにも注意が必要です。

警察庁は、偽の利益を表示し、その一部を実際に振り込んで信用させた後、高額な投資金や出金手数料を求める手口を紹介しています。

例えば、次のような流れです。

著名人広告を見る → LINEに登録 → 少額投資や一部出金 → 高額な追加投資 → 出金時の追加請求

一度出金できても、そのお金が本当に投資で得られた利益とは限りません。

また、投資サイトの画面上で残高や利益が増えていても、実際に引き出せることの証明にはなりません。

「出金するには税金が必要」「保証金を払えば引き出せる」「認証料・手数料が必要」と追加送金を求められた場合は注意してください。

著名人の偽投資広告からLINEへ誘導され、少額出金の後に高額投資や追加請求へ進む流れの図解

著名人の投資広告から送金したお金は返金できる?

すでに投資サイトへお金を送ってしまい、「返金してほしい」「出金できない」と困っている方もいると思います。

返金できるかどうかは、送金方法や送金先、現在の資金状況などによって異なります。

必ず取り戻せる方法があるわけではありませんが、今から確認できることはあります。

銀行振込で送金した場合

相手に指定された銀行口座へ振り込んだ場合は、振込先の金融機関などに連絡してください。

詐欺に利用された預金口座への振込であれば、条件によっては「振り込め詐欺救済法」に基づく被害回復分配金の対象になります。

ただし、支払われる金額は対象口座に残っている資金などによって異なり、全額の返金が保証されるものではありません。

クレジットカードで支払った場合

クレジットカードで登録料や利用料などを支払った場合は、カード発行会社へ相談してください。

決済日時や支払先、相手とのやり取りなどを確認し、調査可能か相談します。

カードで支払った場合でも、必ず返金されるわけではありません。

暗号資産(仮想通貨)で送金した場合

ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、USDTなどを送金した場合は、利用した取引所、通貨名、送金日時、送金先ウォレットアドレス、取引ID(TXID)などを保存してください。

暗号資産は、通常の銀行振込と同じ方法で送金を取り消せるわけではありません。

銀行から自分名義の暗号資産取引所へ入金し、その後暗号資産を相手に送った場合は、それぞれ別の取引として整理する必要があります。

アルクの杜では暗号資産の送金経路を無料で確認できる場合があります

アルクの杜では、有志のボランティアの協力により、公開されているブロックチェーン上の記録から、暗号資産の送金経路を無料で確認できる場合があります。

送金先のウォレットに資金が届いているか、その後どのアドレスへ移動したかなど、確認できる範囲で調べています。

これは、相談者の方が資金の動きを整理するための情報確認です。

送金経路を確認できることと、相手の身元を特定したり、被害金を回収したりできることは別です。

返金を保証するものではありませんが、今後の対応を考えるために、必要な情報を整理するお手伝いをしています。

出金できない・返金について知りたい方へ|LINEで無料相談

アルクの杜では、著名人の投資広告から登録し、銀行振込や暗号資産で送金した方からの相談を受け付けています。

「銀行振込で送金してしまった」
「暗号資産を相手のウォレットへ送った」
「最初は出金できたのに、今は引き出せない」
「税金や保証金を支払うよう求められている」

こうした場合に、送金状況やLINEのやり取りを確認し、返金・被害回復に向けて考えられる対応や相談先を一緒に整理します。

資料がすべてそろっていなくても、分かる範囲からご相談いただけます。相談・情報整理は無料です。

著名人の投資広告から送金し、出金できない方へのLINE無料相談の案内

投資広告から送金したお金の返金・出金トラブルについてLINEで無料相談する

電話番号を入力した・すでに送金した場合に残したい記録

まだ送金していなくても、広告先に氏名・電話番号・メールアドレスを入力した場合、担当者を名乗る人物から電話やLINEで勧誘される可能性があります。

突然連絡が来ても、その場で入金を決めないようにしてください。

すでに送金した場合は、次の情報を保存しておきましょう。

  • 広告画像、広告先のURL、投資サイト名
  • LINE・SNSのアカウントやチャット履歴
  • 投資サイトの残高、取引履歴、出金申請画面
  • 銀行振込やカード決済の履歴
  • 暗号資産の送金先アドレスと取引ID
  • 税金・保証金・手数料などの請求内容

また、AnyDeskなどの遠隔操作アプリを案内され、実際に利用した場合は、不要な接続権限の解除やパスワード・二段階認証の設定も確認してください。

「被害金を必ず取り戻せる」という二次被害にも注意

投資トラブルの後に「暗号資産を追跡できる」「海外から被害金を回収できる」「必ず返金できる」と勧誘され、調査費用や手続費用を求められることがあります。

送金経路を調べられることと、実際に被害金を取り戻せることは別です。

回収をうたうサービスを利用する際は、費用や契約内容、実際に行われる業務の範囲を確認してください。

詐欺被害後に被害金の回収をうたう二次被害への注意喚起

関連記事:「被害金を取り戻せます」に注意|詐欺被害後の二次被害を防ぐ確認事項

著名人の偽投資広告が怪しい・出金できない方はLINEで無料相談

「大谷翔平さんや三木谷浩史さんの投資広告を見た」
「黒柳徹子さんやタモリさんの画像が出ているニュース風の記事を開いた」
「孫正義さんや堀江貴文さんの名前が登場する投資広告を見た」
「植田和男日銀総裁の名前が表示されていた」
「YouTubeやYahoo!の広告から登録してしまった」
「LINEの投資グループに参加してしまった」
「投資サイトから出金できない」
「暗号資産を送金したお金の返金について知りたい」

こうした状況でお困りではありませんか。

アルクの杜では、広告の内容や利用している投資サイト、LINEのやり取り、送金方法などを確認し、今後の対応や相談先を一緒に整理します。

暗号資産を送金した場合は、公開されている取引記録から、送金経路を無料で確認できる場合もあります。

返金や被害金の回収をお約束するものではありませんが、追加送金を防ぎ、少しでも被害回復につながるよう、現在の状況を整理するお手伝いをしています。

まだ送金していない方からの相談も受け付けています。

著名人の偽投資広告・返金・出金トラブルについてLINEで無料相談

著名人の偽投資広告・返金・出金トラブルについてLINEで無料相談する

LINE追加後は「著名人の投資広告について相談したい」「出金できない」「返金について知りたい」など、分かる範囲で現在の状況をお送りください。


参考資料

※本記事は公的機関、企業・放送局の公式発表、報道機関による取材記事、ファクトチェック機関による検証などをもとに作成しています。
著名人本人が不審な投資サービスを推薦・運営しているという意味ではありません。

目次